5.0 点
カカオトークで出会った弁護士のたまご
数年前にLINEをはじめ連絡ツールを主とするSNSのIDを掲示板にのせて友達をつくるサイトを見つけました。当時入院中だった私は、暇つぶしで遊んでいました。
LINEは本当に顔見知りの人だけの連絡ツールで、ここではカカオトークは遊び用として使っていました。
何人か同世代の女性や男性からメッセージをいただきました。
その中でメッセージのやり取りをしていた男性Tさん(当時24歳)について。
彼は大学の法学部在籍していて、試験など多く勉強が忙しいのにもかかわらず、入院中の退屈な毎日を送っていた私にたいしてマメに返事をくれました。
彼の地元が長崎県で私も長崎県に行ったことがあることから話が盛り上がり、その延長上でお互い日が合えば一緒に会いたいね。と、約束をしていました。
退院後に退院祝いとして食事に連れてってくれました。
待ち合わせで待っていると、彼がきて、予約してくれていたお店へ。
個室で話しやすいところでした。
彼は自分が生まれ育った生い立ちから現在まで話してくれました。ほぼ一方的で私はうなずくぐらいでしたが。
聴いていて苦でもなかったし「いい人だなあ。」と。
また、弁護士のたまごというのもあってか言葉選び、口上手だな・・。と思いました。
それからというものの、彼とは連絡は以前と変わらずとっていましたが、大学院進学も控えており
途中で自然消滅状態になりました。
今となっては連絡は全く取っていませんが、どこかで弁護士として活躍をしているでしょう。
彼のことを思い出すたびに彼の健闘を祈ります。