1.0 点
出会ったけど、がっかりした体験
20歳代前半の頃、貿易関係の会社に勤めており、まだ独身でした。当時は彼女もおらず、なんとなく一人寂しい思いをしていました。
仕事は成績によって給料が変わり、逆に悪いとクビにされるくらい厳しい会社だったので、成績を上げるために他のことには目もくれず、毎日がんばっていました。しかし、だんだんと仕事に慣れてきて、お客さんがついてくると、成績も上がり、時間的にも精神的にも余裕ができるようになりました。
貿易関係の会社だったので、海外拠点がたくさんあり、そのうちの一つにフィリピン支店がありました。現地のスタッフを採用していたのですが、業務の関係上そのフィリピンオフィスによく連絡していました。
経費削減のため、スカイプを使っていたのですが、ある日新しく入ってきたフィリピンの女の子とよく連絡をするようになりました。とても声のきれいな子で、きっとかわいんだろうな、と思っていました。もちろんビデオは使えないので、顔を見ることはできませんでした。だんだん話しなれてくると、「声がきれいだね」とか「今日もかわいい格好してるの?」とか結構心にもないことを言ったりするようになり、ある日違うフィリピンスタッフから「○○が君のこと好きらしいよ」といわれるようになりました。よーし、フィリピン行って、会っちゃおうかなー、と思い、うきうきしていたところで、「好きらしいよ」と教えてくれたスタッフとたまたまフェイスブックでつながりました。
そして、その子の投稿を何気なく見ていたら、電話でよく話す「女の子」の写真が…。フィリピン人ってこんなもんなんでしょうか。声はかわいいけど、めっちゃおばちゃんなんですかね。この人に甘い言葉をかけていた自分にすごくがっかりしました。そんなスカイプでの体験です。